GitBucket4.28.0 導入 Pert3

GitBucket4.28.0 導入 Pert3

  • 検証OS
  • CentOS6.10 Minimal iso
  • Apache httpd 2.2.15
  • tomcat 9.0.12
  • jdk1.8u181

Jenkins と Gitbucketの連携方法

  • Jenkinsはtomcatとポート被りを起こすので、今回はJenkinsをポート10080番にお引越しさせることにしました。

  • また、Gitbucket4.28.0 導入ver2で紹介しました、リバースプロキシを導入しているので、現状tomcatの8080番はApache htppd80番に転送されています。

    Contents

    現状のスクリーンショット

  • 1.Gitbucket
    default

  • 2.Jenkinsおじさん
    default

  • 3.Eclipseさん
    default

Jenkinsおじさん導入方法

まずは、今回tomcatを導入している都合上tomcatのポートを変更するか、jenkinsのポートを変更するかどうにかしなければいけません。

それなら、jenkinsおじさんに10080番ポートへご移動願おう。

ということで、jenkinsのポートを10080に変更します。

では、まずjenkinsのインストールから
Jenkinsおじさんは、Stable(安定板) , Weekly(開発版)の二種類があります。まぁ、開発版のおじさん(jenkins)と聞くとなんか変態じみてるのでおとなしく安定したおじさん(Stableバージョンのjenkins)を入れてきます。

root@localhost # wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo https://pkg.jenkins.io/redhat-stable/jenkins.repo  

wgetを使う際、minimalバージョンでOSを入れた人はwgetが入っていないのでyumで入れてください。

root@localhost # rpm --import https://pkg.jenkins.io/redhat-stable/jenkins.io.key

レポジトリ導入時にキーが必要になるので、rpmで入れておきます。

root@localhost # yum install jenkins

jenkinsをインストール

インストール後

ポート番号変更

root@localhost # vi /etc/sysconfig/jenkins

変更箇所

## Type:        integer(0:65535)
## Default:     8080
## ServiceRestart: jenkins
#
# Port Jenkins is listening on.
# Set to -1 to disable
#
JENKINS_PORT="8080"             ←ここ、8080から10080へ変更

jenkins 初期設定

jenkinsの初期設定を行います。
ポート変更後、http://IPアドレス:10080 へアクセス。
default
このような画面が出てくるので、赤文字で書いてあるディレクトリへアクセス

root@localhost # vi /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword

初期パスワード入力後、次へ
左のInstall Suggested Pluginsを選択
default

選択後、このようにある程度プラグインが導入された状態でインストールが始まります。

default

完了後、ユーザを作成するかどうか聞いてくるので、Adminのまま進むか一般ユーザ作るかを決めてください。

実験用であれば、Adminのままで構わないと思います。
default

jenkinsのURLこれで合っているかどうか聞いてきます。
もう、ポートも変更しないということであれば、このままSave adn Finishを押下してください。
また、Not now を押下しても何ら問題はありません。

default

次に、Gitbucket Pluginを入れます。これがないと、Gitbucketとの連携が取れません。
jenkinsの管理から、プラグインの管理を選択してください。
検索欄が画面右上にあるのでそこでGitbucketと入力してpluginのインストールを行ってください。
default

以上で、jenkinsの初期設定は終了です。
お疲れさまでした。

次行きましょう↓

JenkinsとGitbucketの連携方法

まずは、Gitbucket側から。

  • jenkinsに連携させたいリポジトリを選択
    リポジトリ選択後、画面左側にSettingsがあるのでそこを選択
    選択後の画面がこちら
    default
    左から4つ目、Service Hooksを選択
    Add webhookをクリック
    default
    このような画面が出てきます。
    入力必須な項目として、
    Payload URL : http://jenkinsのIPアドレス:10080/jenkins/gitbucket-webhook/

入力後、あとは画面下のGitbucketのどの動作をトリガーとしてjenkinsを動かしますか?というチェックボックスになるので該当のものにチェック。

JenkinsとGitbucketの連携方法 2

次に、Jenkinsおじさん側です。
Jenkinsの管理画面を開きます。
http://IPアドレス:10080
画面左、新規ジョブ作成をクリック
ジョブ名を入力後、フリースタイル・プロジェクトのビルドをクリック
default

このようになります。
画面下、okを押下後、次の画面が出てきます。
default

画面中段に、GitBucketと書かれた設定画面が出てきます。
URLは、jenkinsと連携したいGitBucketリポジトリを入力します。
ex . http://192.168.100.230/gitbucket/git/YukiHiramatsu/nyaaan.git
一段下げると、Gitへのアクセスを行うための認証情報を入力する場所があります。
ここも、URLはGitbucketの連携させたいURLを入力しましょう
default
この画面が出たら、認証情報の隣に、"追加"というボタンがあるのでクリックしjenkinsというものをクリックします。
次に、このような画面が出ます。
default
空白の個所は入力しなくても大丈夫です。
Gitbucketのログインユーザ名とパスワードを入力してください。
default
Gitbucketのほうで設定した、webhookのトリガーに合わせてチェックボックスを埋めてください。
今回は、Build when a change is pushed to GitBucket のみにチェックします。

これで、左側の保存ボタンを押し終了です。

Gitbucketのバックアップ取得方法

  • rsync で取得します。下記、コマンドです。
    root@localhost # rsync -auv /root/.gitbucket/ 宛先IPアドレス:保存先ディレクトリ  

実行すると、宛先サーバのログインパスワードを求められます。
パスワードを求められたら、指示に従い宛先サーバのログインパスを入力してください。
default
default
このように表示されていれば、転送は完了しています。
なお、バックアップからの復帰は .gitbucketをまんまコピーしたうえで、tomcat上の http://IPアドレス:8080/gitbucket にアクセスすると元通りになります。